脳外科医 竹田くん

あり得ない脳神経外科医 竹田くんの物語

【第107話】依願退職

竹田くんは市民病院との手術解禁をめぐる戦いに敗れはした。
だが、そこには・・・男らしい面構えになった竹田くんがいた。
「自分の能力を出し切ったのだから、悔いは無い!」
竹田くんは院長に退職を申し出る。
竹田「この病院は辞める事にしました。次の病院にはうまく取りなしてください。」
院長「そうかね、辞めてくれるかね・・・」
院長は内心ほくそえむ。
「彼が辞めれば、被害者も黙る、パワハラ裁判も無くなる!撤退戦は成功!」
・・・全てが院長の思い通りになったかに見えた。